現行の日本国憲法の草案について検証した「「日本国憲法の知られざる真実―占領時憲法の実態に迫る」が平成18年2月10日発売。
著者は日米経済戦略研究所の小川卓也所長。憲法改正が言われている現在、この本では現行憲法草案がいつ、なぜ、誰によってつくられたのか、第9条は誰の発案なのかーなどを検証、日本国憲法成立にいたるまでの興味深いエピソードなど紹介している。
四六判、240ページ、定価1785円。産経新聞出版。
<目 次>
まえがき
第 1章 戦後憲法の起草はいつ、なぜ始まったのか?
第 2章 なぜ、旧憲法(大日本帝国憲法)は改正させられたのか?
第 3章 本当にアメリカが独自で1週間で日本国憲法を作成したのか?
第 4章 憲法改正でマッカーサーの果たした役割は?
第 5章 米国政府の対日占領政策の中に日本の憲法改正は示唆されていたのか?
第 6章 大日本帝国憲法(明治憲法)が参考にされたのか?
第 7章 原文は英文、日本文、どちらか?
第 8章 日本人は憲法改正草案に関わっていたのか?
第 9章 天皇は憲法改正草案作成に関与されたのか?
第10章 憲法草案作成過程でGHQの果たした役割は?
第11章 日本国憲法はアメリカの押し付けか?
第12章 第9条は誰の発案か?
第13章 第9条の英語原文では接待的に軍隊を持ってはいけないと書いてあるのか?
第14章 日本国憲法は誤訳と意図的翻訳が多いというのは事実か?
第15章 日本国憲法は日米の「戦争トラウマ」を持った起草担当者の影響を強く受けたのか?
第16章 日本国憲法成立に至るまでの興味深いエピソードにはどんなものがあるのか?
第17章 国際比較上、日本国憲法における特殊性はあるのか?
第18章 日本国憲法そそのものが抱える問題点
第19章 GHQ憲法改正草案(英部・和文)と日本国憲法(英文・和文)
第20章 世界の憲法
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